声を出すことって、好きですか?嫌いですか?
私は歌うことが好きなので、声を出すことは”心地よい”と感じます。
女性ならば、”おしゃべり”なんていうのも、声を出すことの一つですね。
ここに、精油の心地よい香りプラスされたら、
さらに心地よいと思いませんか?
今日は、その心地よさをさらに実感できる、アロマバスの活用をご紹介します。
【日替わりアロマバス】つづっています。こちらもご参考にどうぞ。
声を出す=呼吸
声を出すってことは、もちろん呼吸をするということです。
息を吸って吐く。
忙しくてなかなか気持ちよく動けなかった時も、
呼吸をすることで、体の中の筋肉が動きます。
肺や横隔膜(おうかくまく)、胸郭(きょうかく)、腹筋などが動きますね。
あ~~~~~、って、出すだけでも十分ですが、
もちろん好きな歌を歌っても心地よいのです。
呼吸の効能
- 筋肉に刺激を与える
上でも書いたように、呼吸をすることは、胸の周りの筋肉を使います。
筋肉に刺激を与えるということは、”運動”にもつながります。 - 体の巡り(血流・体液循環)が良くなる
筋肉が刺激されると、そこを動かすための栄養が必要になります。
栄養を運ぶ役目を持っているのが、血流ですね。
よく声を出して呼吸することで、この体の巡りがスムーズになります。 - 自律神経を整える
忙しいと、人は呼吸が浅くなります。
ゆっくりと声を出すことは、深い呼吸につながります。
深い呼吸は、せかせかと急ぐことに傾きすぎていた自律神経を、
ゆっくりゆっくりと、ちょうどよいところに整えてくれます。 - 免疫力を整える
自律神経が整うと、体の中の情報のやり取りがスムーズになります。
すると、体や心の働きもスムーズになるのですね。
体の外からやってきた、ばい菌などと戦うことも、より良く動けるのです。 - 穏やかになる
深い呼吸は、脳の中でも変化を起こすようです。
脳の中の、思考を司る部分が過剰に動くことを、抑えてくれるのです。
雑念(無駄にうだうだ考える)が少なくなれば、不安な心配なども落ち着き、
穏やかさを期待できます。
お風呂を活用しよう
お風呂は日本人にとって、”癒しの手段”として、とても好まれています。
お湯につかることで温かさを感じ(温熱効果)
浮力で、緊張がほぐれる(緊張緩和)
からの、血流が良くなる(血流促進)
そして、自律神経が整う(自律神経調整)
などの働きが、期待できますね。
そこに精油を使うと、なぜ良いのでしょうか?
精油の特徴として、
『揮発性-きはつせい-』
というものがあります。
温かい蒸気(湯気)で、精油の成分は、空間に広がりやすくなるということです。
お風呂はまさに、蒸気で満たされています!
精油を楽しむのに、ピッタリではないかな?と思います。
*精油は、水(お湯)には溶けません。
必ず、バスオイルなどの乳化剤に希釈して、お湯に混ぜるようにしてください。
ご参考に・・・妊婦さんが精油を使うときの注意点
おすすめ精油
お風呂で、声を出しながら心と体を整えるのに、おすすめの精油を挙げていきます。
実際、私も使って、ほぐれる感じが心地よかったものです。
- ラベンダー・アングスティフォリア
- カモマイル・ローマン
- マンダリン
- マジョラム
- オレンジ・スイート
- ジンジャー
- イランイラン
- ジュニパー
心身を穏やかに整えたり、巡りを良くしてくれる働きを持つ精油たちです。
呼吸とお風呂と、お互いの良いとこどりで、活用できる良いですね。
*感じ方には個人差があります。体調によっても変わっていきますので、ご参考としてどうぞ。
アロマクラフトレシピ
アロマバスでおすすめのレシピをご紹介します。
【ほ~っと一息アロマバス】
*ラベンダー・アングスティフォリア 5滴
*マンダリン 3滴
*イランイラン 1滴
*ジンジャー 1滴
*バスオイル 10ml
あ~~と声を出して、スーッと息を吸い込むと、
私は、頭のてっぺんから足の先まで、ほぐれる感じがしました。
いかがでしたか?
毎日のお風呂に、声を出す(呼吸する)ことを加えると、
たちまち『癒し』の空間を作ることができますね。
声を出すときや呼吸をするときには、
まずはじめに息を吐く(出す)
から初めてくださいな。
そうすると、自然と体は、息を吸ってくれますから。
取り込める、空間を、余裕を、作っておくってことですね。
これは、
*息が苦しくなりがちな妊婦さん
*お産中の痛み逃したい産婦さん
*目まぐるしい忙しさに頑張る産後ママさん
にも、大切なことですね。
体だけでなく、心や気持ちでも、
吐き出して余裕を作る
のは、どんな人にも心地よさへのセルフケアとして、意識していきたいところです。
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