
助産師として、『産後ケア』に携わらせてもらっています。
アロマトリートメントや、ボディーワークの知識・技術をもとに、
こんなこともしています。
私がお手伝いさせていただく助産院(しらさぎふれあい助産院)では、
産後の方たちに、母乳や育児の相談だけではなく、
心も体も休んでもらえるように、背中や足のトリートメントや、
足湯(あしゆ)などもケアメニューに取り入れています。
皆さんお疲れですからね。
自分ではできない、『してもらうケア』はとても心地よいものです。
心地よさを、自分でもつくれたら良いですね。
そこは、『アロマテラピー』活躍してくれるところかもしれません。
今日は、産後の方向けに、オススメの精油と、その使い方を書いていきます。
産後のセルフケア、まずは何をする?
産後の方に接するときにお伝えしていること、それは、
『休めるときに休む!』
『なーんにもしない!』
『寝る!』
です。
自分の経験も踏まえて。
本当、これ、大事です。 こちらをご参照ください・・・
産後は、赤ちゃんのことで手一杯ですね。
上にお子さんがいたり、周りに協力を求めづらい状態の方なら、
さらに家事やなんやら、やることが多くて、自分のことには、手も頭も回らないって方も多いです。
頑張り屋さんで、まじめな方も多くてねー。
一生懸命一生懸命、『やる』んですよ。
でね、産後のセルフケアとお伝えすると、
『何をするか?』
って、みーーーんな考え始めるし、やり方を聞いてくるんです。
すでに、『やる』ことたーっくさんなのに、
また増やしても、大変になるだけです。
なので、産後のセルフケアでは、まず、何をするか?
『休めるときに休む!』
『なーんにもしない!』
『寝る!』
です(笑)
オススメの精油
では、そんな、『なーんにもしない!』時に、オススメの精油って何でしょう?
アロマ助産師あっこのオススメは・・・・
- ラヴィンツァラ
- マンダリン
- マジョラム
- ラベンダー・アングスティフォリア(ラベンダー・スーパー)
です。
ポイントは、『リラックス』。
『やる』ことの多い産後の方は、常に緊張状態。
赤ちゃんへの授乳やお世話で、神経はトゲトゲ・ツンツンしています。
その、トゲトゲ・ツンツンをやわらげる、
*リラックス
*緊張緩和(きんちょうかんわ-入りすぎた力をゆるめてくれる-)
*誘眠(ゆうみん-眠りを誘う-)
の働きを持つ精油を挙げてみました。
心からも体からも、ふわーっと力を抜いてくれるような精油たちです。
まず初めに選ぶ、産後ケアへのアロマテラピーには、ピッタリではないでしょうか。
精油の取り入れ方・まずはこれから
では、その選んだ精油、どのように使っていきましょうか?
オススメは、
『芳香浴』
です。
お部屋に、精油の香りを漂わせる方法です。
- アロマディフューザー 参考
- アロマストーン かわいくて使いやすかったアロマストーン
- ハンカチやティッシュペーパーに垂らす
- アロマスティック 参考
- アロママグ(マグカップにお湯を張り精油を垂らす)
などの方法があります。
手軽で始めやすいのは、
『ハンカチやティッシュペーパーに垂らす』
でしょうか。
自分の近くに垂らしたものを置いておくだけで、
精油の香りは空間に広がっていきます。(揮発性-きはつせい-)
精油には、赤ちゃんにとって刺激が強いものです。(こちらをご参考に)
ずーっと香らせていたり、直接お肌につけるより、
セルフケアとして、精油の香りを楽しんだり、働きを期待するなら、
まずは、ここから初めて見ることをおすすめします。
『やる』ことも少ないですしね!
大切なのは『良い香り』と感じること
オススメの精油や、方法をお伝えしましたが、
精油選びで一番大切なのは、
『あ~~、良い香り~~』
と感じること。
『心地よい』
という感覚は、体の自律神経や免疫機能が、より良く活動・活躍してくれることを助けます。
まずは、お気に入りの香りを一本持っているだけで、
心や気持ちのケアになりますよ!
お気に入りの精油を見つける、そのお手伝いできます。
『量り売りアロマクラフト会』(詳細はこちら)
『アロマカウンセリング』(詳細はこちら)
ぜひご活用くださいね。
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