妊婦向け

妊娠中のむくみへの対処法

妊娠中のむくみへの対処法

女性に多い悩みの、むくみ。妊娠中も、よく見られる、気になる症状のひとつです。
あんまり心地よくないですね。健診でも必ずチェックされます。

それは、妊娠中の健康を見ていく、ひとつの判断材料だから。
今日は、妊娠中のむくみへ、アロマテラピーも含めた対処方法を書いていきます。

妊娠中のむくみはなんで起こるの?

原因はずばり『妊娠したから』です。
具体的に挙げていくと、

  1. 赤ちゃんを育てる子宮が大きくなるから
  2. 子宮が大きくなって、足に向かう血管をぎゅっと押さえるから
  3. 妊娠すると、血液の量が大きくなるから
  4. 妊娠性高血圧症候群などの病気があるから

などです。そのほかにも、

  1. 同じ姿勢を続けるから
  2. 体を動かすことが減るから
  3. 体が冷えているから
  4. しょっぱいものを食べすぎたから
  5. 不安や怖いなどの、ストレスが大きいから

なども考えられます。一つの原因ではなく、上に挙げたいろいろな原因が重なって、むくみになっていくのですね。

一般的な対処方法は?

病院などでアドバイスされる方法は、何があるでしょう?

  1. 足を高くして寝る
  2. 体を冷やさないようにする(温める)
  3. 薄味の食事にする(しょっぱいものを避ける)
  4. 歩いたり足首を回したりする
  5. マッサージをする
  6. ゆったりとリラックスして横になる時間をとる

など、こんなところでしょうか?
むくみの原因、それぞれに対する方法ですね。

赤ちゃんへの影響は?

むくみ、そのものが赤ちゃんに悪い影響を与えることはないと考えてよいでしょう。
ただし、むくみを良くしようと、

  • 激しく動いたり
  • 食事をすごく減らしてしまったり
  • お茶など、飲むことをとても減らしてしまう

と妊娠中の体には、かえって大きな負担になります。それは、赤ちゃんの元気な成長にも、良くありません。
一般的な対処方法でも、むくみは良くなることも多いです。
できるだけゆったりと、極端なことはしないようにしましょうね。

こんな時は病院へ!

妊娠中の、特に出産予定日が近づいてきた人には、よく見られる症状です。
けれど、

  • 血圧も上がってきた
  • 手や顔(上半身)もむくんできた
  • おしっこの量が減った
  • だるい感じが続く
  • 片方の足だけむくんでいる
  • 体重がすごい勢いで増えている

などの症状があるときは、病気が隠れている場合があります。
妊娠そのものが、お母さんの体にとって、大きな負担となっていると考えられます。
できるだけ早く、かかりつけの病院・産院に相談・受診しましょう。

お仕事を持っている妊婦さんも多いですね。
「仕事中で、すぐにはかかれない!」
なんてことも、よく聞きます。

でも、今一番に考えなければならないことは何でしょうか?
生活にかかることなので妊婦さんにその判断は任せますが、よく考えて行動してくださいね。

アロマテラピーでできること

妊婦さんの持つ力を助けてくれます!
どんな働きがあるかなど、まとめてありますので、こちらをご参考にしてください。

妊婦さん、産後の方へ、アロマテラピーができること

精油は何を選ぶ?

むくみに働きかける精油をご紹介します。
妊婦さんにもOKなものですよ。

からだの水分の通りを良くする

  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ジュニパー
  • ブラックスプルース
  • アカマツヨーロッパ

お肌をひきしめる

  • ゼラニウム・エジプト

心とからだを落ち着かせる

  • ラベンダー・アングスティフォリア

静脈やリンパの血の巡りをスムーズに

  • ジンジャー

腎臓に働き、おしっこの排泄を助ける

  • フランキンセンス

全体的に、からだの水分や血液の流れに、働きかけるものですね。
この中から、3~4つほど選びブレンドします。

香りも色々あります。
精油のもつはたらきばかりで選ぶのではなく、

「これは良い香り~~!」

と思ったものを使うのが、一番のポイントです。

使ってはいけない精油

妊婦さんには気を付けてもらいたい精油があります。

使うの待って!~妊婦さんに注意、禁忌の精油~

こちらをご参考に、安全に精油選びをしましょう。
もちろん、精油を学んでいる専門家にアドバイスがもらえるなら、なお良いですね。

気をつけること

妊婦さんが精油を使うときの注意点です。
より安全に、健やかに、楽しく使っていただくため、守ってくださいね。

こちらをご参考に。

気を付けましょう!~妊婦さんが精油を使うときの注意点~

精油のおすすめの使い方

おすすめは、

  • バスオイル(入浴剤)
  • トリートメントオイル(マッサージオイル)

です。
一日の終わりにお風呂に入る方も多いと思います。
そのお風呂をアロマバスにしちゃいましょう!

ゆっくり入れば、体も心もほぐれます。
あったかいお湯は、体の血の巡りを良くしてくれます。
また、お湯につかれば体が浮きますね。
大きくなった子宮でぎゅぎゅっと押されていた血管も、その周りの内臓や筋肉もふわっとゆるみます。

トリートメントオイルは、夜寝る前にこのオイルを使って、むくんでいる部分をやさしくなでてあげましょう。

お肌から、精油の成分が入ること、鼻からも香りとして、精油の成分が入ることで、全身で精油の働きをもらえます。
『おつかれさま』の気持ちと一緒になでれば、よーく眠ることもできるでしょう。

セルフケアは、毎日の生活に無理なく取り入れることが、楽しく続けられるポイントです。
ぜひご参考にしてください。

妊娠中のむくみは、多くの人が経験することで、当たり前のようになっています。
けれど、気持ちの良いものではありませんね。上手に、上に書いた対処法を使って、より楽に楽しく妊娠を楽しみましょう!

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